食品業界で品質管理に携わる佐藤 伶さん(36歳)は、これまで“プログラミング”と縁の薄いキャリアを歩んできました。しかしAIが急速に発展する時代に、興味と好奇心から飛び込んだのは「AIコーディング」。生産性の高い働き方や、副業での可能性を広げたいという想いから一念発起し、今では「プログラムは対話で作るもの」という新たな視点を得ています。
「やりたいことを形にするスピードと自由度が圧倒的に上がった」と語るレイさんに、学習の実情やモチベーション、今後のキャリア展望などを伺いました。
Q=インタビュアー(Imanishi)
A=佐藤 伶
A: はい、佐藤 伶と申します。年齢は36歳です。食品会社で品質管理の仕事をしています。具体的には外食向けの原材料を供給するサプライヤーの教育や、監査・指導などを担当し、出張ベースで各地の農場や工場を訪問することも多いですね。最近は会社の中でも生成AIを使うプロジェクトに参加していて、検証メンバーとしてAIツールの活用なども進めています。
A: 外食系の品質管理は大きく二つに分かれます。
1つ目は店舗の品質管理。いわゆる店頭で提供される料理が安全であるかどうか、異物混入がないか、などをチェックする役割です。
もう1つは私が担当しているサプライヤー側の品質管理です。お肉や野菜などの原材料を供給してもらう食品メーカーや農家さんに対して、監査や指導を行います。安全基準を満たしているか、人材教育はどうなっているかなどを確認するために、出張で現場へ行くことが多いですね。
A: ほぼ初心者に近いですね。過去にHTMLやCSSを少し触った程度で、機械学習に興味を持ったときにPythonを少し試したことはありました。でも、がっつりプログラミングを勉強したわけではありません。最近ではチャットボット開発に興味があって、LangChainなどを調べてみましたが、コードを書くというよりはAIに聞きながら進めているような状態です。